RUN伴

9月21日の「世界アルツハイマーデイ」にちなみ行われた、「RUN伴2019」にさちの職員とその家族が参加しました。

RUN伴は介護関係者や当事者の方が「認知症でもそうでなくても、皆で何か楽しく成し遂げられるイベントを」という思いで始まった、認知症の啓発活動です。
今では北海道から台湾まで、各地で様々な関係者や市民も一緒になってオレンジのTシャツを着てタスキリレーを行っています。

当初予定では利用者様も一緒にさちから次の施設までリレーを行う予定でしたが、当日の天気が雨のため今回は出発の応援を皆さまにして頂きました。

利用者様方が作って下さった応援旗を振りながら「頑張ってね!しっかりね!」と、温かい応援に見送られ張り切って出発しました。

道中「こんにちは!」と声を掛けて下さる方もみえ、温かい気持ちになりました♪

ゴールの施設が見えてくると、そちらの職員と利用者様が「がんばってー!!」と拍手と声援で迎えて下さり、感動してしまいます。
タスキを次の走者に繋ぎ、無事に走り終える事ができました。
私たちが繋いだタスキが台湾まで届くと思うと、感慨深いです☆

「認知症になると何もできなくなる。人が変わってしまう」という考えがまだ残っている事を感じる場面がありますが「そうじゃないんだよ。認知症になっても新しく覚えられる事もあるし、続けられる事もあり、できるようになることもあるんだよ。周りが理解し受け入れてくれたら皆良い笑顔で過ごせるんだよ。」ということが、この活動を通して少しずつでも多くの方に知って頂けたらいいなと思います。

来年は利用者様も参加できるよう、お天気に恵まれる事を祈ります☆

<侑子>



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2024/5/13

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